もっと後にも注意は必要!
- 2026年7月8日
- 外傷
皆さんこんにちは!
頭を打ったらなるべくすぐに受診して、
症状が続いていたら安静にして、段階的に頭を体を動かしていく。
と言うことはご理解いただけましたでしょうか?
そして!
もう一つ大事なのは!特に年齢が高い人は注意!
慢性硬膜下血腫
です。
受傷して1〜3ヶ月くらいしてから発症することが多いと言われています。
受傷してすぐの時点では頭部CT検査でも特に異常はないと言われた場合でも、
ゆっくりと脳を包む硬膜と言う膜に存在する血管からじわじわと少量ずつ出血が持続することで脳を圧迫していくことで症状が現れます。
症状としては
✔︎ 頭痛
✔︎ 吐き気、嘔吐
✔︎ 歩き方がおかしい、
✔︎ 物忘れ
✔︎ 尿を漏らしてしまう
という風に多彩です。
よく、「うちのおじいちゃん(おばあちゃん)、最近急に物忘れがひどくなったのよ」と言うことがありますが、実は慢性硬膜下血腫が原因であることもしばしばあります。
いわゆる
治療できる(治せる)認知症
とも言われていま。
そして厄介なのは、交通事故などで強く頭を打つこと以外に、
ごく軽微な頭部打撲でも起こり得ることです。
私が過去に手術した方は、「よーーーく思い出すと、2ヶ月前に軽く戸棚に頭をぶつけて、娘に戸棚はすぐに閉めなさいって注意されたんだ」なんてことを言ってました。
つまりそのくらいの普段の生活の中での軽い打撲でも生じるんです。
治療は基本的には手術をします。
眉毛の外端を上の方までたどったあたりに500円玉くらいの穴を開けて、管を入れて溜まった血を抜くと言う治療です。
こんな風に、軽く頭を打っただけでも長い目で見ると重大な病気が生じてくることがあります。
高輪みつるクリニックでは的確な問診と診察、頭部CTを駆使して慢性硬膜下血腫を見逃しません。
頭を打った後しばらく経つのに調子が悪い時は、ぜひご相談くださいね!

