めまいといっても色々!
- 2026年8月2日
- 内科
皆さんこんにちは!
当院もめまいという症状で受診される方はたくさんいらっしゃいます。
でも「めまい」とっても色々なタイプがあります。
自分の感じためまいがどんなタイプなのか確かめてみてください。
①回転性めまい
簡単にいうと、
自分は頭や目を動かしていないのに、天井や目の前がぐるぐると回る、景色が動いて見える
めまいです。
めまいの中でも最も一般的にイメージされる状態かもしれません。
小学生の時に、バットにおでこをつけて、バットの周りを10回回って目標点まで走るようなことしませんでしたか?
バラエティ番組などでもそんな企画ありましたね。
その時に感じるようなグルグルするような感覚のイメージです。
平衡感覚を主に司る耳や小脳などいくつかの病気が原因となっていることが多いです。
②浮動性めまい
ふわふわするような感じ、雲の上を歩く感じ、船に乗っているような感じ、柔らかい地面を歩いていて安定しない感じ
という表現をされることが多いです。
足元がおぼつかない症状とも言えますが、後で出てくるものと被ってきます。
脳や耳の症状であることが多いですが、本当に原因は様々です。
③前失神
立ちくらみに近いイメージです。
目の前が真っ白(真っ黒)になる、意識が遠のいて倒れそうになる
状態です。
こちらは一般的なめまいとは少し異なる病態であることが多く、
貧血、脱水症など体の水分が少ないことで頭に血が行きにくくなるような感じですが、実は心臓などの循環器疾患が隠れていることがあります。
④平衡障害
まっすぐ歩けない、よろけてしまう、足元がおぼつかずバランスがとりにくい
と表現されることが多いです。
この症状は頭や耳の疾患のほかに、足の筋力低下などが関与していることもあります。
平衡感覚って、頭や耳だけでなく、足の筋肉や足の裏の感覚なども大きく関わっているんです。
⑤視覚性めまい
模様を見ると気持ち悪くなる、スーパーの陳列棚を見ていると気持ち悪くなる、人混みになるとふらつく
といった症状が出やすいです。
こちらは平衡感覚に関わる目の情報処理の問題が関わっていることがあります。
また、過去にめまい疾患を患ったことがある人が起きやすい特徴があることもあります。
⑥非特異的めまい
なんとなく気持ち悪い、ぼーっとする感じがある、クラクラする
といった症状です。
上の5つのタイプを否定した段階で評価されるめまい症状です。
薬の影響や睡眠不足、疲労、不安障害、更年期症状など最も多彩な原因が含まれます。
もちろんこれらの症状はそれぞれ綺麗に分けることはできないことが多く、同時に複数の症状が起こることもあります。
一つの疾患でも複数の症状を生じることもあります。
ですが、一つの目安になりますのでぜひご自身でなんとなく分けて考えてみると医療者に伝えやすくもなるかと思います。
でも、とにもかくにも
めまい症状がある場合は早めに当院を受診してください!
脳の怖い病気や不整脈が隠れていることもあります。
当院では評価しきれない病態があるのも事実ですが、急いで評価しなければならない病気を詳しい問診と診察、CT検査を行なって治療につなぐことができます。
ぜひご利用ください!

